起業を成功させる3つの方法
起業する、つまり社長になるという事ですが
現実的な成功率から見てみましょう。
中小企業庁が公表しているデータでは、5年以内の失敗率は約2割
となっているので、逆に言えば約8割は上手くいっている事になり
ます・・・
しかし
それはあくまでも法人としてのデータですので、実は最初から法人
として事業を開始するのはおそらく1/3以下で、2/3は個人事業として
いわゆるフリーランスとして事業を開始している感じでしょう。
そう考えますと、現実的な5年以内の成功率は、多く見積もっても
およそ4割程度ではないでしょうか。
つまり4割は成功の土台に乗れるのですから、準備と計画をしっかり
しておけば、かなり成功できる可能性があるのです。
(資格試験で合格率4割のイメージです)
それでは、起業を成功させるための3つの方法
つまり、準備と計画とは一体何でしょうか?
【起業を成功させる3つの方法】
①副業から始める
②最低生活費が稼げるようになったら法人成りして
専業化する
③可能な限り低コストで生活するスキルを身に着ける
以上の3ヶ条を守れば、起業成功率は数倍に上がるでしょう。
【3ヶ条の解説】
①は王道と言っても良いですが、最も手堅い形です。
最初は、仕事の合間(休み等)を使って試験的にテスト起業として
業務を行ってみます。
場合によっては、それがやり易い会社に転職してでも構いません。
(私は一番最初の起業は夜勤の仕事に転職してテスト起業しました)
②はこれも大切で、フリーはある意味気楽なので、ズルズルそのまま
行ってしまう方が一定数いるのが実情です。
しかし、フリーという形では、社会的信用をつけるのに時間がかかり
ますし、瞬発力や広範囲への訴求はかなり不利になります。
事業内容にもよりますが、一般的には法人成りした方が良いでしょう。
そのタイミングとして「最低生活費」が稼げるようになったタイミング
で専業化及び法人成りという訳です。
事業は伸ばすときに一気に行けるだけ行く、という勢いが非常に大切
なので、機を逃してはなりません。
③は②の前段とも言えますが、起業は最初の数年は不安定かつ資金との
戦いだと覚悟すべきです。
その時に重要なのが、苦しくても粘れるスキルという事になり、低コス
トで生活できる能力は非常に重要となるのです。
例外はもちろんありますが、多くの成功者も最初は苦しい時期を耐え忍
び、あきらめずに挑戦し続けて本当の成功を勝ち取っているのです。
【やり切る為のマインド】
最後に、元々必ず持っていなければならないものがあります。
それは
やろうとしている事業に思い入れがある事。
単に金儲けがしたい!
というだけでは、ほとんどの方が挫折したり失敗する事になるでしょう。
やろうとしている事業に、何でもいいので「思い入れ」が強ければ
強い程、成功率が上がると考えてください。
そして当たり前ですが「需要」がある事(見込みも先見需要です)は絶対です。
いかがでしたでしょうか?
起業とは決して特別な人間に許された行為では無く、要素さえそろえば
誰にでも手に届くものである事がお分かり頂けましたでしょうか?
起業はバクチでは無く、計画と覚悟さえ出来れば、立派な職業なのです。