クレジットカード所有の上限枚数は?
以前、クレジットカードの適正枚数についてあげさせて頂きましたが
今回は、角度を変えて
逆に何枚までならデメリット無で持って大丈夫なのか?
というところに触れてみたいと思います。
カード会社にとって
クレジットカードは一括払いでも一時的にカード会社が立て替える為
言い換えれば「貸付」の様な状態になりますので、踏み倒しや
支払いが出来なくなる焦げ付きがリスクとなります。
ですので
カード申込者や利用者の「支払い実績」を気にするわけで
その情報をCICなどの情報機関に照会し、確認するという作業を行います。
これが「入会審査」や「途上与信」でございます。
それを踏まえまして
お題の「何枚までならデメリットなく持てるか?」ですが
これは、カードの使い方が問題でして
例えば
Aカード ⇒ 全般的なショッピング用
Bカード ⇒ 特定のスーパーでの買い物用
Cカード ⇒ 電気、ガスの支払い用
Dカード ⇒ カーショップ専用
などという設定で、ポイントや優遇目的での使い方であれば
5~6枚程度なら、各カード会社に対しても審査上のデメリットは
まず無いと考えて大丈夫です。
(Bのスーパーは人によって2、3店ある場合もあるでしょう)
やはり利用店のカードを持つ優待メリットは馬鹿にできません。
しかし
信用情報でその人が所持しているクレジットカードの銘柄が分かるのか
疑問ですが、実は情報にはそこまでは出ていません。
出ていませんが、審査する側は、限度額や決済額や傾向性、または
利用情報の出し方などから、おおよそどこのカードなのかを読み取れる
のでございます。
⇓実際のCIC情報PDF(ご参考までに)
CIC
1/5の下に、何やらマークが並んでおりますが、このドルマークみたいのが
正常に決済されたマークで(載せないカード会社もある)Aマークは延滞情報です
「以下、マークの種類と意味」
$マーク・・・正常に入金できている
Aマーク・・・お客の事情により入金されていない
Pマーク・・・一部しか入金ができていない
Rマーク・・・お客以外から入金があった
Bマーク・・・お客の事情とは無関係で入金が無かった
Cマーク・・・入金されていないが、その原因がわからない
―マーク・・・請求もなく入金も無かった
枠の数を見れば24枠ありますので、常に最新の2年間の実績が分かる様に
なっていて、延滞情報などは、別途5年~10年残ります。
ですので、最も良いクレジットヒストリーの付け方は
毎月コンスタントに2年間MAXでドルマークが並んでいる使い方です。
(カーショップ等車検時、点検時、オイル交換時の定期利用も◎)
これでお分かりと思いますが、カードが多くてもテーマ(店)専用で安定して
使って行けばマイナス要因にはならないと考えて大丈夫です!
(ただし、延滞やうっかり不落ちは絶対にNGですぞ・・・)
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