クレジットカードのキャッシング枠は0にしましょう「何故か？」
何故かと言いますと、大きな理由はたったの２つだけ
①総量規制の対象なので、新たな審査や与信枠に影響する
ショッピング枠はこの総量規制の対象外なので、理屈上においては
限度額に天井はありません。
ところがキャッシング枠は貸金業法、つまり「法律」で上限が規制
されているので、どのカード発行会社もこれを超えて提供する事は
出来ません。
銀行は総量規制の対象外となっておりますが、現在は自主規制により
同等の規制を行っております。
つまり、キャッシング枠に付与されている金額は、確実に自身の与信
枠を圧迫し、新たなローン審査全般に影響を及ぼします。
②不正利用等が起きた時が怖い
クレジットカードの不正利用被害は経験者もいらっしゃるのでは？と
思いますが(かく言う私も過去にございます)
これに関しましてはちゃんと保証されますので心配する事はありません
しかし
キャッシングに関してはかなり事情が変わって参りまして
場合によっては保証はされないのです。
これはちょっと考えてみれば、なるほどとなるのですが、要は
キャッシングの場合は、手元にカードが無ければ利用できませんので
カード情報を不正に搾取されて知らないところで不正利用される様な
ほとんど過失が無い「被害」という状況と比べますと
カードを落としたり、紛失したりと、ある程度の過失が保有者にも
あると言えるからです。
こう言ってしまいますと、中には理不尽な！と憤慨される方も
いらっしゃるでしょうが・・・
例えば、キャッシュカードを落としてしまい、現金を下ろされて
使われてしまっても、一般的には、被害額の請求は銀行にではなく
犯人に行う事になるというようなものです。
振り込め詐欺で被害にあっても、被害金額の請求は銀行ではなく
犯人に対して行いますので、銀行は保証などしませんよね。
そう考えますと
高金利で実用的でないクレジットカードのキャッシング枠など
つけておくメリットはほぼほぼ無いと言わざるおえません。
ただし
海外旅行などで、突発的に現金がおろせない(足りない)などに
備えてメインカードに10万円以下の最低限のキャッシング枠を設定
しておくのは賢明な策と言えます。
まとめ
クレジットカードのキャッシング枠は基本的に0にすべし！
理由は、与信枠の圧迫を回避する為と、万一のキャッシング不正利用
の被害を防ぐ為である。
キャッシングは、少しでも金利が安いカードローンを利用しましょう。
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