大人の喧嘩のやり方

 


大人の喧嘩のやり方といいますと、穏やかではありませんが

職場にしても、ご近所関係にしても、どうにも我慢ならない事も




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時にはあるでしょう。

そういった事態に遭遇した時に、とりあえず我慢する、というのが

事無かれ主義の日本人に多いのですが

 

どんなに我慢しても、いっこうに止めてくれず、それどころか

少しずつエスカレートしてくる事が実際は多いものです。

もちろん、最初の時に、アクションを起こしても良いのですが

多くの方は、我慢の限界を迎えて、重い腰を上げる事になるでしょう

 

そんな時にまず気になるのが

よくテレビなどで報道されてきた、ご近所トラブルの映像の類

あんなになってしまったらどうしょう

あれじゃ地獄だから、やっぱりやめておくか

などの一文にもならない考えがいくつも浮かんでくる方が多いもの

 

しかし

そうなってしまうのは根本的に原因がありまして

そこさえしっかり押さえてから行動に移せば、普通そうはなりませんし

万一なっても、恐れるに足りません。

 

また

職場関係、ご近所関係に関わらず、他者に対して迷惑行為を繰り返す

人は、基本的に自己反省能力は無く、期待するだけ無駄ですし

気まずい仲になる事を、必要以上に恐れて、中途半端に我慢していると

どんどんエスカレートしてくるケースがほとんどですので

むしろ早目に行動を起こす方が、こじれる危険性が減ります。
(言われなければ分からない人も、残念ながら一定割合居るのです)


そこで行動を起こすべきかどうかのアドバイスを致します!

まず、相手に苦言(苦情)を言いたい内容を客観的に見直してみて

以下のどちらかに当てはまっているか?

 

①相手の行為は違法行為に当たっている

②相手の行為によって、物理的な被害(損失)を被っている

このどちらかに当たる場合は、むしろ早めに相手に止める様要求

するべきで

逆に、抽象的な内容であれば、やめておいた方が良いでしょう。

 

抽象的な内容とは?

「ご近所系」

・ピアノ、布団叩き、怒鳴り声等の音がうるさい(生活音関係)
(自宅に防音処理をするのが得策)

・何か臭う(生活臭関係)
(ゴミ屋敷等の場合は、行政と根気よくやり取りした方が早い)
※近隣者の署名を沢山集めた方が効果が高まります

 

「職場系」

・嫌味を言われる(限度有※巻末に記載)

・無視される(条件あり※巻末に記載)

・子供じみた意地悪をされる(限度有※巻末に記載)

 

これは過去に何度も書いております当記事対処法で対応すればOKです。

 

そして、相手に苦情(苦言)をいう対象の場合でも、絶対にやっては

いけない事がありまして

・相手の敷地にゴミなどを投げ込む

・相手の所有物を壊す(車のタイヤをパンクとか、鉢を割るとか)

・相手の悪い噂を立てたり、誹謗中傷ビラを撒いたり貼ったりする

・相手のポストに怪文書を投げ込んだり、塀に落書きをする

・相手の物を盗む(下着、置物など)

 

こういう事をしますと、こちらも立派な犯罪者となってしまいます。
(絶対にいけません)

 

相手に苦情(苦言)の入れ方

面と向かっての場合は、内容を単刀直入に、これ以上無い丁寧な言葉

で、ゆっくりを意識して無表情で話す事。

 

面と向かってが嫌なら、同じ要領での「文書」でも問題ありません。

短気な方や、怒り心頭で冷静でいられる自信がない方は、むしろ文書

の方が良いでしょう。

 

内容の構成としては(会話も文章も同様)

①簡単な挨拶

②やめてもらいたい内容

③それによって被っている被害(損失)

④その行為自体の違法性または被った実際の損失内容の詳細

⑤弁償して貰いたいならその旨、別に弁償等は良いのであればその旨

以上を感情を交えずに、淡々と、言葉は最高に丁寧に言い(書き)

様子を見ます。

 

改善が見られなければ、同じ内容の文章を内容証明郵便で出し

同時に監視カメラや録音を「見える様に」設置(身に着ける)します。

大抵は、この段階で大人しくなりますので、以降、こちらはごく普通に

振舞えば完璧です(ひょうひょうと軽くあしらうのがコツ)

 

もしも相手が強硬に豹変などをしてきたら、一気に事件化(警察)し

淡々と対応してゆくイメージが重要です。

 

なにしろ、相手に犯罪性(軽犯罪でも)があるので、負ける事は無いし

警察も渋々でも動かざるおえませんので、とにかく周りを巻き込んで

行く事をイメージして行きましょう。

 

蛇足ですが

一般的には、迷惑をかけた事を知った方が、お詫びし素直に受け入れる

もので、そうではない相手は「おかしい」のです。

その為にも、感情論での被害妄想にならぬよう、きちんと

相手の行為に違法性があるか?

相手の行為によって、物理的な被害(損失)が発生しているか?

を再確認した上で、行動に移る事が重要となります。

 

最後に

こういった他者に対して迷惑行為を繰り返す人の特徴としては

ほとんどの場合、身勝手な正当性(自分本位の言い訳)を持っています。

例えば、青空駐車(放置駐車違反)を常用している人ですと

 

(以下、教えてgooより引用※実際の投稿です)

自宅の前に今まで車を止めていましたがA宅(借家ではない)より邪魔だ

との苦情がありました。
(我が家は借り家のため大家さんから聞きました)

~中略~

1年以上住んでいますがご近所とは挨拶程度しか絡みはありませんが

突然今日から車を置かないでくれと言われました。

大家さんもあまり喧嘩はしたくないので駐車場は遠くになるが何とか

すると言ってくれています。

 

しかし、一方的に言われていますので腹が立っています。

A宅だけ道路を使えてこちらは駐車すらできない状況です。

今までは車を止めていても十分なスペースを確保できているし何も

言っていないのに・・・・・・・。

こういう状況ではやはり駐車することはできないのでしょうか?

法律的な見解も含めて教えてもらえませんか?

 

如何でしょう?

そもそもこの方の行為は、車庫法違反であり、放置駐車違反でして

完全に違法行為かつ、通行上の迷惑行為です。

十分なスペースを確保できている、というのは自分の勝手な判断でしか

無く、自分勝手に正当化している事がお分かりになるでしょう。

こういう人には、むしろ最初から「駄目です」とA宅の方は言うべきで

A宅の方は、逆に1年も我慢してしまったという事です。

 

[付録]

ご近所トラブルで多い、路上駐車などは、もちろん、違法なケースが多く、道路交通法45条2項の「当該車両の右側の道路上に3.5m

以上の余地をのこすこと」に違反(無余地駐車)や、仮に駐停車禁止場所

でなくても、長時間の青空駐車は罰則の対象になります。
(これは普通の駐車禁止違反ではなく、放置駐車違反)

 

また、職場トラブルで違法性にあたる多いものは、パワハラですが

以下の要件は全て違法となります。

 

◎同じ職場内での人間関係操作等(別室への隔離や仕事上での無視)
※隔離なら、映像を残し、無視なら録音を取っておく(毎日)

◎精神的攻撃(脅迫や暴言→録音しておく事)

◎身体的攻撃(暴行や傷害→診断書を取っておく事)

◎過大要求(業務上明らかに不要な事や遂行不可能な事の強制)

◎仕事を奪う(業務上の合理性無く、能力や経験とかけ離れた単純労働
のみを命じたり、または仕事を与えない事→毎日上司に確認をし、
それを録音しておく事)

◎プライバシーの侵害(私的な事柄に過度に立ち入ること→録音を残す)




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