よほどのノウハウがないのなら独立起業で飲食店は避けるべし!


よほどのノウハウがないのなら独立起業で飲食店は避けるべし!

飲食店という商売が悪いと言っている訳ではございません。




そういう視点では無くて、起業して運営して行く難易度が高い

という事でございます。

まあ、飲食店と申しましても、バーやスナックや居酒屋はまた

違ってまいりますので、今回申し上げております飲食店とは

いわゆる「食堂」「レストラン」「屋台」などの、食べるお店

という形態の商売でございます。

何故難しいのかと申しますと

①原価率が高い

②商材の寿命(保管期間)が短い

③大小合わせて、競争相手が飛びぬけて多い

この3つでございまして、これだけ見ても、あまりにも厳しい

商売である事は明白の事実である事がお分かりになると思います。

昔から商売の基本は、衣、食、住、の3柱を重視して参りましたが

その中でも、とくに「食べる」というチャンネルは、特別でして

人間は、何を差し置いても、必ず「食べなければ」死んでしまう

訳でございまして、どんなに時代が変わっても、進化しても

絶対に無くならない不変と言ってもいいチャンネルの商売と言えます

それだけに、ある意味では誰でも感覚的にやり易い商売でして
(手を出しやすいと言った方がよろしいかも知れません)

実際に、参入者はとてつもなく多く、供給過多の業界なのです。

そんな超競争社会の業種で生き残るのは、生半可ではありませんし

それだけでなく、食中毒や異物混入等のリスクまで「常」に

ついて回る商売である事をしっかり認識する事が重要でございます。

手を出しやすい、入りやすいからと言って

簡単である事では無いという見本のような商売が「飲食店」起業

でございますね。

思い切り大雑把に、一言で商売を表現致しますと

やり易い商売ほど、比較的早く収入は上がって来るが、継続運営及び

発展させてゆく事は難しく

やり難い商売ほど収入が上がってくるまで時間と工夫と粘りを要するが

継続運営自体は自由度が高く、一度乗れれば発展の速度は早くやり易い

と言えましょう。

過去から大化けの事業家と言うものは、え?そんなの商売になるの?

とか、そんな事出来る訳ないじゃん!、とか

そんなもの売れる訳無いよ!

という、いわゆる他の人が避ける角度から起業している事実があり

これこそ正に、やり難い商売、という事なのでございます。

お話がわき道に逸れてしまいましたが、起業しようと心が立ちましたら

ある程度自信と根拠のノウハウが無いのなら、飲食店系は避ける事です

手を出し易い見た目の業界ですが、中身は全く違うという事です。



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