我慢が限界を超えた時、辛すぎて死にたくなってしまったら
人生には「ピンチ(窮地)」があるものです。
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人によって、そのピンチの数はかなり違うもので
少なければ良いとは必ずしも言えません。
何故か?!
ピンチなど無いに越したことはないだろう!と思いがちですが
動物、勿論「人」も、大なり小なり「ピンチ」の時にこそ爆発的な
学習能力を発揮し、強烈に経験値として深く自身に刻み
後に成功に行き着くための「貴重な感覚」となって行くからでございます。
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時には危険察知センサーのデータとなり
時には正解を素早く引く為の端折り(はしょり)リストのデータとなります
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しかしながら・・・
だからと言って、ピンチは絶対に乗り越えなければならないと
考えるのは大きな間違いでございます。
生きる上で、自分にある程度厳しくする事は勿論大切なのですが
分野分野で得手不得手は必ずありまして
「ある」ストレスに対しての耐性は、人によって大きく違いますので
何でもかんでも、他人と同じように耐える必要は無いのですね。
今のピンチ(窮地)にどこまで耐えるか決める最も大切な尺度は
「おかれた環境の中に、希望(狙い)はあるか?」という事です。
(これは、自分の感覚で測って良いのです)
例えば、理不尽な「学校でのいじめ」「職場でのパワハラ」
「ただただ奴隷の様に働かせる事が目的の会社」などに素材としの希望は
残念ながらありません。
そういった理不尽な環境でも戦える力(得られる狙い)がある方ならば
挑んでみるのも大きな成長の糧となるでしょうが、その力(狙い)が
無いとか、残っていないのなら・・・
堂々と「思いっきり、お逃げなさい」(^^)
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三十六計逃げるに如かず、という諺がございますが
これは
計略には様々なものがあるが、困ったときは逃げるのが最良策である
という意味でございまして
しっかりとした戦略の一つでもあるのですね。
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実は
闘う事と、逃げる事は「=」だという事をご理解頂きたいのです。
闘う(戦う)時には、アドレナリンがドバっと出まして、文字通り
肉体も精神も戦闘態勢に入りますが
実は「逃げる時」にも、同様の物理的変化が起こるのです。
そうです
逃げる事は、実は戦術の立派な一つ!という事なのです。
例えば、これ以上戦っても無駄な時(無駄だと思った時)は
サッサと逃げて、次の戦いに備えて体力(気力)を温存するとか
次のチャンスを得る為に、生き延びる
なんて考えますと、分かり易いでしょう。
死んでしまっては元も子もありませんからね、ほんと。
(死ぬとは、色々な意味ででございます)
ですから
本当に、もう駄目だ!という状況に陥ってしまったら
死力を振り絞って戦術的逃亡を、勇気をもってして頂きたいと
申し上げたいのです。
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また別の角度で考えてみましても
例えば仮に、喧嘩で恰好よく勝ったって、相手が大けがしたり死んだりして
刑務所に入りたく無いですよね?
(これも自分が死ぬ事ですよね)
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将棋にも、王の早逃げ八手の得!という格言がある位ですから(^^)
(余談ですが、得手不得手と好き嫌いは、意外と逆だったりする事も)
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