タングステンのアクセサリーは注意が必要

タングステンとは、金属のうちでは最も融点が高く、金属としては大

きな電気抵抗を持つので、電球のフィラメントとして利用されるが

LEDの普及により、この分野の使用量は減少してきています。

また、タングステン合金や炭化タングステンは非常に硬度が高い

(モース硬度7.5)為、切削用工具に用いられたり、比重が大きく高い硬度

を持つので、砲弾や特に対戦車、対艦船用の徹甲弾に用いられる。

また、金との比重が近いことから、金の延べ板の偽造に用いられる事も

あるという。

タングステンのアクセサリーが近年流行っていますが

指輪としての用途には特に注意が必要です。

指輪の場合、何らかのアクシデントによって、指が腫れてしまったり
(虫に刺されるとか)

すると、指輪を外すことが非常に困難となります・・・

あまりにも硬度が高いために、消防署や病院などでも、指輪を切断

する事が出来ない所がほとんどなのです・・・

もし、そういった状態で指輪を外せないと

そう、最悪指が壊死してしまうことになり、指を切断する事に・・・

ですので

タングステンの指輪をもしするのなら

なるべく薄くて細いタイプにした方が安心と言えましょう。
(薄くて細いなら、道具を駆使してなんとか切断できる可能性が高い)

美しくて傷つかないタングステンは大変魅力的な素材ですが

くれぐれも使用用途によっては注意が必要です。