「補助者」完全マニュアル!中高年大歓迎! 内勤業務 学歴経験不要!

「就職,転職」中高年大歓迎の仕事

補助者という、運送業での内勤職の完全マニュアル
その前に、ドライバーの仕事について学びましょう

運転のお仕事もいろいろあります。

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今回は、簡単にその違いに触れてみましょう。

バスの運転
「就職,転職」

バスは、大きく分類して、3種類あります。

・路線バス(大型二種免許)
東武バス、西武バス、京成バス、など、いろいろなバス会社がありまして、ダイヤに合わせて運行して行くお仕事です(皆さん、よく御存じでしょう)

この仕事は、一般的に、早番(始発~午後14:00位) 遅番(午後14:00位~終バス) 長勤(朝8:30位~夜22:00位)※超勤の場合、中休みが連続4時間あったりとかで終日拘束されます。

のローテーションがほとんどです。
大手系は、契約社員制がほとんどで、土日祝や盆正月の別なく、月6日程度のお休みで、月収23万円(総支給)前後といったところでしょう。

会社によっては、覚える路線数がかなり違いますので、慣れるまでの難易度はかなり違います。
全て覚えてしまえば、ダイヤ(運行時間)通りにバスを走らせる事が基本ですので、観光バスやタクシーの様に、常に道を研究するなどは必要ありません。

観光バス(大型二種免許)
基本的に毎日運行コースが違います(年間を通せば、同じコースが多々出て来ます)
お客様に合わせて運行するので、朝や退勤の時間は不規則になります。

基本的には、客を観光地まで運び、観光中は、待機なので、ある程度走れる様にさえなってしまえば、体は楽といえます。(社内で寝ていてもOKなので)

ただ、一般的には、休みは少なく、月に4~多くて6日程度で、人が休みの時が書入れ時というお仕事です。
拘束時間は長めで、多いパターンは朝6時出庫~夜20:00帰庫(会社の位置や体制により、もっとながくもなります)

送迎バス(大型一種免許または大型二種免許)
企業送迎バスや幼稚園バスなどで、一般的には大型一種免許でOKです。

自社雇用の形で就業するのが、最も好条件ですが、近年は「運行管理会社」とい、請負(派遣)会社の募集が多くを占めます。

多くの場合、駅から工場等のパターンとなりますので、覚える難易度としてはもっとも簡単と言えますが、賃金的にはもっとも低い場合が多く「時給制」が主流となります(定年退職者がメイン)

タクシー(普通二種免許)
ご存じでしょう。
この仕事は、実質、売り上げの半分程度が自分の収入となります。
通常は、夜間が稼ぎ時となるので、日中はかなり暇(楽)。
地域ややり方によって、かなり収入は違ってきますが、一般的には20万円~30万円程度の収入(給与)が見込めるでしょう。

かなり仕事の仕方は自由度が効きますので、ある意味、面白い運転職と言えます。
休みは体感的には多く、月に12勤務(11勤務~13勤務)とすれば、朝7:00~深夜2:30位の勤務のあと明け休み
勤務-明-勤務-明-勤務-明-休
勤務-明-勤務-明-勤務-明-休-休
勤務-明-勤務-明-勤務-明-休
勤務-明-勤務-明-勤務-明-休-休
といった感じです。(有給を入れると、長期休暇が簡単に作れます)

密室での顧客対応が苦手でなければ、慣れれば、マイペースで休みも多いので、辞められない商売という方も多い。

貨物ドライバー(普通免許~大型トレーラー)
貨物ドライバーのパターンはかなり多肢に渡り、楽なものから非常にきついものまで無段階にあります。

必ずしも、給与が高ければ仕事がきつく、給与が安ければ仕事が楽とは限らないので、就業前に
よく話を聞いて、判断する必要があります。

これは例えばですが、一般的には「食品のセンター便」などは楽な分類に入りまして、
籠台車など単位でのつみ下しなので、女性(おばさん)なども結構やられています。

また逆に、俗にいう「フリー便」というものは、その場その場の仕事なので、きついものが多く
特に、手積み、手下しは、かなりハードと言えます(大型車でも手積み手下しは多々あります)
※給与、内容、とにかく事前に良く確かめる事が、とても重要なジャンルの仕事と言えます。

補助者というお仕事「就職,転職」中高年大歓迎!
運行管理者基礎講習
聞いた事がある方も多いと思います。

条件に該当する(ここでは割愛)運送事業には、運行管理者の筆致義務があり、法律で決められた「点呼」というものを行わなければなりません。

そこで、安定した雇用需要があるのが「補助者」です。

さきに述べた運行管理者基礎講習を受講すれば、「基礎講習修了証」と「手帳」が貰え、これが補助者の資格となります。

運行管理者基礎講習はどのようなものか
基礎講習
運行管理を行うために必要な法令及び業務等に関する必要な基礎知識の習得を目的とされる方
16時間(3日※連続です) 8,700円
最後に諮問という簡単な確認テストがありますが、落ちる人は聞いた事がありません(多分不合格は無い)

基礎講習には、貨物と旅客がありますが、どちらを終了しても、どちらの補助者にもなれますし、どちらの国家試験を受験する事ができます。
(ただ、バス、タクシー関係に行かないなら、貨物を終了した方が良いでしょう※内容の一部が異なりますので)

どんな仕事か
補助者のお仕事は「点呼」です。
補助者とは、運行管理者の指示監督のもと、全体の点呼の2/3まで執行する事が出来ます。

点呼とは(就職、転職)
乗務前 報告を求める事項 日常点検の実施状況/酒気帯びの有無/疾病、疲労等の状況
確認事項 日常点検の実施状況/酒気帯びの有無/疾病、疲労等の状況(/携行品等の状況等)
指示事項 運行の安全を確保するために必要な指示(運行経路/運行時間/運行上の注意/運行経路の道路状況及び気象状況等)
記録事項 点呼執行者名/運転者名/乗務する車両の登録番号/点呼日時/点呼方法(アルコール検知器の使用の有無、対面でない場合は具体的方法)/酒気帯びの有無/疾病、疲労等の状況/日常点検の状況/指示事項/その他必要な事項

乗務後点呼 報告を求める事項 事業用自動車、道路及び運行状況/事業用自動車の状況/事故又は異常の有無/運行した経路の道路、交通、気象の状況/交替運転者に対する通告(/乗務記録、チャート紙、携行品等の提出)
確認事項 酒気帯びの有無
(指示事項) (運転者の運行状況(乗務記録、チャート紙)に対する指導/次回の運行予定)
記録事項 点呼執行者名/運転者名/乗務する車両の登録番号/点呼日時/点呼方法(アルコール検知器の使用の有無、対面でない場合は具体的方法)/自動車、道路及び運行の状況/酒気帯びの有無/交替運転者に対する通告/その他必要な事項

中間点呼
(乗務前、乗務後のいずれも対面で行わない場合、トラックに限る) 報告を求める事項 酒気帯びの有無/疾病、疲労等の状況
確認事項 酒気帯びの有無/疾病、疲労等の状況
指示事項 運行の安全を確保するために必要な指示(運行経路/運行時間/運行上の注意/運行経路の道路状況及び気象状況等)
記録事項 点呼執行者名/運転者名/乗務する車両の登録番号/点呼日時/点呼方法(アルコール検知器の使用の有無、対面でない場合は具体的方法)/酒気帯びの有無/疾病、疲労等の状況/指示事項/その他必要な事項

と、なっており(正式に描くとややこしく感じますが)
実際の流れで行うと、全然難しくありません(点呼は1人1分かかりません)

有効期限は?
基礎講習修了証に有効期限はありません、一生有効で、補助者の求人では、一般的に年齢制限もほとんどなく、健康なら高齢でも全く問題ありません(中高年大歓迎)
収入面ですが、社員、契約社員もありますが、多いパターンは

朝だけ4~5時間とか、夜だけ4~5時間で時給1.000円~1.300円位

多い時間帯は
朝=5:00~9:00前後
夜=18:00~23:00前後
といったところです。

ダブルワークもしやすい時間帯ではあります。

正社員として就職は可能か
可能です(派遣や契約社員もあります)
その場合は、点呼業務だけという事ではなくなりますが、この資格をもっていれば、運輸業界では有利です。

中高年大歓迎というお仕事は、そんなに多くはありません。
言い換えれば、中高年大歓迎という仕事は、若者には不向きとも言えます。
年齢をプラスに捉えて、是非一歩、進んでみるのも悪くありません。

また、受験して「運行管理者資格者証」を取得出来れば、管理職へステップアップも可能となります。
運行管理者を目指すか目指さないかは「基礎講習を修了後から」考えても良いですし、けして無駄になる事はない資格の一つといえます。
※基礎講習の予約は「ナスバ基礎講習予約」で検索すればトップに出て来ます

 

————それでは、いよいよ実務に参ります————–

「補助者というお仕事「実務編」

中高年でも内勤は出来る(中高年募集が多い)
前にも触れた「運行管理補助者」についてもっと詳しく!

まずは

『道路運送法』、『貨物自動車運送事業法』に基づいて、事業用自動車の運転者の乗務割の作成、休憩・睡眠施設の保守管理、運転者の指導監督、点呼による運転者の疲労・健康状態等の把握や安全運行の指示など、事業用自動車の運行の安全を確保するための業務を行う「管理者」であり

一定の数以上の事業用自動車を有している営業所ごとに、一定の人数以上の運行管理者を選任しなくてはならず、 また、運行管理者は、複数の営業所の運行管理者を兼務することはできない。

なじみのない方にはややこしいので、簡単にいうと
一般規模の運送会社は、必ず一定数の「運行管理者」を会社に置かなければならず
様々な管理のほか、運転手が「出庫」「帰庫」の際に「対面で」点呼(種々の確認)を行わなければならない。

と法律で定められており、違反した場合の罰則(取り締まりも)は厳しくなる一方なのです。

かといって、運転手の時間は、非常に長く、早朝に出庫してから、帰庫は夜遅くなど、普通の事です(運転者は、待ち時間が非常に長い仕事が多い)

運行管理者1人でとてもカバーできない(労基上でも、物理的にも)

そこで「補助者」の需要があるのです。(中高年募集が多い)

補助者とは、この運行管理の中の「点呼」を全体の2/3まで執行する事ができるのです(1/3以上は運行管理者が執行しなければならない)

前述の通り、点呼は、運行の度に(出る時と帰った時)に行うものなので、その全体の2/3まで行う事の出来る「補助者」は、運送会社に無くてはならない人材なのです。

補助者の仕事の流れ
補助者の講習(詳しくは前の記事を参照ください)を終えると
↓手帳が交付されます(A4サイズの修了証も)

はれて補助者になって、実際の業務の流れですが

前に、1人の点呼は1分もかからない(通常は)と言いましたので、仮に30人のドライバーが居る事業所なら30分で終わってしまう・・・・

なんて事はありません。

ドライバーごとに行き先などが違うので、バラバラに出庫(帰庫)するのが普通のパターンで
点呼だけの勤務の場合、4~6時間位の勤務が多いでしょう。

ですので、かなり暇 というか、まったりとしたお仕事と言えます(座ってる時間が非常に多い)

中高年でも(勿論、若くてもOK)出来るのは、「楽」だからです
(朝早い、帰庫点呼なら逆に夜遅い、はありますが)

社員系で補助者の場合
社員の場合は、合間や、手すきの時間に、書類整理や施設の設備点検、簡単な事務処理などが加わってきたりしますが、パート系で補助者の場合は、純粋に点呼のみの場合が多いです(ゴミだし等、軽作業はあるでしょう)

対して、運行管理者の場合は、けっこうハード(時間的に)な勤務が一般的で、時間が不規則、事故やトラブル時は深夜早朝、休日でも緊急出勤しなければならず(補助者にはありません※社員でも)
これが嫌で、補助者のお仕事に就かれている方もいます。

安定度は?将来性は?
さきにも触れましたが、例え、どんな時代になっても「運送」はなくなりません。
そして、運輸事業に関する法律は「厳しくはなっても」緩くなることはありません。

つまり、「補助者」というお仕事も、無くなることはまず、ありえないでしょう・・・

基礎講習修了証と、一見資格っぽい名前ではありませんが、これは「法律で定められた」補助者として選任される為の「立派な資格」となります。(日本全国有効※一生有効)

そして、補助者には定期的な講習受講義務はありません。
(将来的には選任されている期間は受講が義務付けられる可能性はありますが)

内勤のような勤務が、嫌いでない方は、かなり有効な1つの選択肢といえるでしょう。
中高年募集が非常に多いので、検索してみて下さい。
(タイミングもありますが、年中通してあちこちで募集します)
※検索ワードは「運行管理者」がいいでしょう(^^)

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