家は買ってはいけない!・・・ホント?
一部で、家は買ってはいけない!的な事を聞きますが
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はたして本当なのでしょうか?
その前に
一部の方々が上げている
「何故、家を買ってはいけないのか?」
という大きな理由を整理してみますと、3つございます
①これからの世の中は、高齢化と人口減が進む為、売り手より買い手が
少なくなるのでごく一部の物件を除いて、売りたくても売れなくなる
②固定資産税(マンションなら+管理、積立費)が高額なので、お金を
払って負債を買っている様なもの
③賃貸ならいつでも契約を打ち切り、家賃の支払いをやめる事が可能
一方、家を買うとローンがあるので、支払いを続けるしかなく
それによって、近隣に問題が起きても気軽に引越しが出来ないとか
問題が発生しても会社を辞められなくなるなどのリスクが出来る
たしかに、これはある意味納得の問題点でございます
が・・・
これははたして、その通りなのでしょうか?
もちろん、私も全てを否定するつもりはございません
しかし、この問題点とされる3つの事項は、かなり偏った角度からの
極論と言わざるおえないと断言できます。
私はむしろ、低所得者ほど持ち家を持つべし!
と申し上げおりますし、その考えには今でも自信をもっております
それでは、一つづつ簡潔に考察してみましょう(^^)
まず①に関して
これからの世の中は、高齢化と人口減が進む為、売り手より買い手が
少なくなるのでごく一部の物件を除いて、売りたくても売れなくなる
という事ですが
家は投機対象として買うべきではありません
(一部の物件を除いてはもう、そういう時代ではありません)
あくまでも「住む為」でございます。
論点の通り、需要と供給のバランスは、どんどん買い手市場になる
(もちろん、限度はございます)
ので、特に中古住宅市場はとても買い時なのです
(所得によってはもちろん新築でも良いのです)
住む
という目的に特化して、賢明に物件を選んで購入すれば
持ち家は、賃貸と比較にならない位、リーズナブルな形態となり得ます
例えば
築30年~35年の中古一戸建てを800万円で購入したとします
さすがに中心地は高いので、1時間圏内の近郊で探せば
けっこうこの程度の価格で購入できます
かりに200万円でリフォームしたとしましても1千万円
30年ローンなら、月々均等払いで約4万円(金利によりもっと安い)
と致しまして、固定資産税が年間4万円としまして
さらに、今後の修繕費用として毎月5千円見てきますと
(10年で60万円、業者を選べば外壁塗装でお釣りがきます)
更にさらなる余裕を見ても、ザックリ
毎月5万円未満で、持ち家に住めるわけです。
隣室への配慮も不要、気兼ねがありませんし
2年に一度の更新料もなし
居住空間もかなり余裕があるでしょう
さらに
社会的信用も上がります(これは事実です)
特に「社会的信用面」におきましては
いつでもどこにでも行けてしまう借家住まいの人よりも
持ち家の人の方が、高く評価されるのは、非常に分かり易いところ
(特別な人は除きます、あくまでも一般の人の場合です)
人生は、始まりがあって終わりがあります、つまりいづれは
必ず終わります。
しかし、だからといって何かを持つのは無駄になる
と考えるならば、持ち物すべてが無駄となってしまいます
そんな馬鹿な極論はありえません
それでは生きている間を快適に過ごす事が出来なくなります
-それを生きると言えますか?-
要は「無理」をしなければいいだけの事なのです。
次に②に関して
固定資産税(マンションなら+管理)が高額なので、お金を
払って負債を買っている様なもの
マンションの場合はこの点は良く考えておく必要がございますが
それでも、無理をせず、賢明に考えて購入すれば①の考え方と同じ
負債を買ったなんて事はございません
マンションなら、一戸建てよりも有利な立地&価格で手に入るので
生活スタイルによっては有効な選択肢と言えましょう
経済性も社会信用面も、一戸建て同様のメリット確かにあるのですから
マンションのポイントは、管理費を購入返済額に入れて考える事です
(購入費の一部と考えるのが良いでしょう)
修繕積立費はここからは外しても良いでしょう
これは一戸建てにしましても、かかるものですし、普通月々は高額
ではありません、どういう生き方をしても、こういう費用は見ておく
べきですから・・・
それで、40歳で買うなら、40年分を見込み
仮に月2万(管理費)とするならこれだけで480万円と考え
(1万円なら、240万円、5千円なら120万円)
これにマンション自体の購入額を足した金額をマンション購入額として
見れば良いでしょう。
賢明に考えて購入すれば、一戸建て同様
賃貸と比べて、激安で住めるはずです!
もちろん、信用という付属品も付いてますし、人に貸すことも出来ます
最後に③に関してですが
賃貸ならいつでも契約を打ち切り、家賃の支払いをやめる事が可能
一方、家を買うとローンがあるので、支払いを続けるしかなく
それによって、近隣に問題が起きても気軽に引越しが出来ないとか
問題が発生しても会社を辞められなくなるなどのリスクが出来る
これは言葉のトリックで
賃貸だって、契約を打ち切ったら、どこか別のところと契約しなければ
住むところが無くなりますので、結果的に
支払いは絶対に無くなりません
むしろ
物件移動には、結構な費用が「必ず」発生しますので
普通の方なら、そうそうは引越しなど出来ません
(文字通り引越し貧乏に陥ってしまいます)
また
転職に関しては、持ち家も賃貸も変わりません
持ち家は転居できないという所のみで、むしろ他は有利に働くでしょう
ご近隣トラブルに関しましては
これは全く別問題で、起こさなければいいだけです。
異常者がもし居たのなら、捕まえて貰えば良いのですし
たまに見る報道のご近所トラブルにしても、お互いに悪い事が多く
普通にやっていれば、まず起こるものでは無いと言い切れます。
対応が間違っているからこじれるのです、多少の気の合う合わない
程度は、どこに行っても有りますし、気にしなければ良いのです(^^)
※これはまた機会がございましたら書いてみたいと思います
「まとめ」
以上のように、筆者はむしろ、低所得者ほど「持ち家」のメリットが
大きいと言い切ります。
だいたい、賃貸だと高齢になっときに契約してもらえません・・・
現在住んでいる所が、自分が生きている間ずっと存続していく保証も
まったくありません
60歳過ぎて、急に出て行かなくなったらどうしますか?
賃料相場が上がってきたらどうしますか?
(賃貸業はリスクが大きいのです、事故物件リスクなどもありますし)
家は買うな!
とは、一部の金持ちの論理であり
投機目的の購入者視点と言えましょう
お金持ちは、確かに持ち家にこだわる時代では無いと言えましょう
(そういう視点ではデメリットやリスクしかありません)
以上の大きなメリットから
低所得者ほど家を買え!
と私は声を大にして申し上げたいのでございます(^^)/
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