独立起業時の注意点「共同経営」のメリットとリスク


独立起業時の注意点「共同経営」のメリットとリスク

何か事業を始める時に、割と多いのが「いわゆる共同経営」

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しかし、私は、この形はあまりおすすめ致しません。

まず、共同経営のメリットから上げてみますと

●資金調達の負担が半分で済む

●事業立ち上げ直後の不安な時期を孤独にならずに済む

●一人の知恵より優れたアイデアが出る可能性がある

●人脈などで、ある程度有利になる可能性がある

対しまして、共同経営のデメリットは何か?

■将来的に経営方針で意見が割れる可能性が非常に高い

そうですね

共同経営のデメリットは、この一つくらいでしょう

しかし、実はこの一つが大変大きいのですね

共同経営のメリットとは、最初だけで、本来、これらは

起業者自身が一人で乗り越えるべきものであり、耐えるべき事

なのです。

もちろん、共同経営ではない形での、知恵や意見の収集や

外部協力などは、知恵を絞って、どんどん得るべきであります。
(非常に重要で大切です)

話しはちょっと逸れるかもしれませんが

例えば、ある程度の規模の株式会社などでも、近年は

株主に関してはマイナス面の影響が深刻な事案が多々見られます

これは、昔と違い、経営方針に口を出す株主が大変増えてきた

という事で、この株主からの意見や要望が適切ではないケースが

非常に多いからです。

そういう経営方針を経営者の意図が通せない事で、おかしくなった

企業も多々存在致します。
(もちろん、逆もありますが)

事業にとって、経営方針や経営理念というものは、まさに骨格であり

魂といえますので、ここが、貫けない、とか

定められないとなりますと、事業所(個人、法人問わず)の味も

出ませんし、独自性などが育ちにくくなるのですね

事業(商売)は、横並びで同じような事をやっていては

後発は勝てません、伸びていくなんて無理でしょう

規模によって、変わって参りますが

小さいうち、走り出しの時ほど

独自性や、理念のようなものが非常に大切となります。

他は負けても、そのかわりここだけはずば抜けて優れている

という様な、とがった部分がないと、勝機は得られないと考えるべき

でございましょう。

そういうとがった部分で、別個の人格(共同経営者)の意見、信念が

一致する可能性は、かなり低いという事です、ピンチの時ほどそうです。
(ピンチこそ、伸びる前兆なのですが、間違えば終わりです)

ですので、純粋な応援者(無言の協力者)は歓迎して問題ありませんが

共同経営は、避けるべきと、私は考えます。

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