正社員と契約社員とパートの違いと転職に生かす方法と履歴書への書き方

正社員と契約社員とパートの違い(定義)を知ってますか？

転職に生かす方法と履歴書への書き方とは・・・

正社員とは？

簡単にいうと無期限雇用契約で就業する形態。
※実際は無いようなもの(名ばかり正社員も多い)

契約社員とは？

簡単にいうと期間を定めて就業する形態。
※一時的な有期雇用契約

パートとは？

簡単にいうと短時間労働契約で就業する形態。
※「パート労働者」とは（第２条）
パートタイム労働法（「短時間労働者の雇用管理の改善等に関する法律」）
の対象である「短時間労働者（パート労働者）」は
「１週間の所定労働時間が同一の事業所に雇用される通常の労働者(正社員)
の１週間の所定労働時間に比べて短い労働者」

となっているので、この定義に当てはまれば
「嘱託社員」「アルバイト」「契約社員」「準社員」と
呼び方に関わらず、法的には全て「パート」という事になります。

これを踏まえて、転職時の履歴書の書き方も工夫できますね

例えば、なんども申し上げておりますが

異業種に変わりたい時など(例えば作業系から事務系など)は

一旦、パートやアルバイトでも良いので、フルタイムで勤務できる所(案件)

を探して、そこで一定期間仕事に就く(安くても我慢)

すると

フルタイムなので、職歴として「契約社員」とか「準社員」とか

書けますな(フルなので法的にもパートではないので全く問題ない)

たったこれだけの一工夫で、圧倒的に異業種に転職し易くなります。

実際、採用する側から致しますと

若い方なら、全くの未経験でも採りやすいのですが

ある程度の年齢をいかれた方を採用する場合、未経験では「かなり採りにくい」

実際に業務に就いてみると、若くても中高年でも、それほど

違いが無かったりするのですが

それでも、中高年での未経験者は、かなり採りにくいものなのです・・・(良くない事ですが、現実でございます)

ところが、どんな職業でも、出来るだけ早く人が欲しい時(タイミング)は必ずあるもので、そういう時は、ハードルも下がります

ですので、中高年に関わらず、有利に異業種に転職したい場合は

回り道の様ですが、一旦

パートかアルバイトで目的の範疇(はんちゅう)にあたる業務に就いてしまうのが、結果　近道となりましょう※ここポイントです！(半年位したら、勤務しながら正社員先を探し始めるのです)

この場合の注意点は「フルタイム」で勤務できる所で働く事と

履歴書へは「契約社員」か「準社員」などで記載しましょう(呼び方だけの問題)

このやり方であれば、就職活動しながらも、実務経験を重ねて行けるメリットがありますし

何より、最低限の収入が確保出来ているので、じっくり腰を据えて

こちらが吟味しながら、転職先を選別できるという大きなメリットがございます。

転職理由は作文ですから、転職先企業にプラスになるよう

よく考えて述べられる様にしておきましょう(志望動機にも簡潔に書く)

書き方はケースバイケースですが例えば

現在の会社は、正社員を減らしてゆく方針で、どんどん派遣やパートに

切り替えており、私ども準社員も、正社員に切り替わる可能性が低い為

腰を据えて、前向きに業務励んでゆく障害となっております。

私は、この業務が自己に最適だと感じておりますし

今後も前向きに続けて行きたいので、安心して正社員として勤務できる転職を決意し、〇〇〇〇〇で大きな興味を持たせて頂きました「御社」に応募させて頂きました。

など・・・

とにかく、作文はセンスであり、自分を売り込む広告スペースだと思って下さい。

また、こういう形の転職歴は「プラス」にこそなれ

絶対にマイナスとはなりませんので、ご安心を(採用側にとってプラス材料)

蛇足ではございまずが、転職(就職)活動は

離職状態(無職)で行うよりも、就業状態(勤めながら)で行う方が

成功しやすい傾向が強いので(かなりです)

ハローワークで雇用保険をもらいながら就職活動を行うより

どこかに勤務しながら就職活動を行う方がお勧めです。
(雇用保険を貰わなきゃ損、なんて事はありません※忘れましょう)

「転職回数の多い方の書き方」

これは、履歴書に嘘を書くのは犯罪か？
のところで触れましたが、ある程度取捨選択でのまとめみたいな感覚
は、仕方ないでしょう(日本は不利になる事が多いですから)

例えば、〇〇年〇月～〇〇年〇月：自己研鑽の為、短期案件などで
○○、○○、○○、○○、などを経験(○○は業務)などとまとめるなど。

これだって、嘘を書いた事にはなりません。
そして、忘れず、別の項目で、自己研鑽期間を経験した事で
良い勉強になった事を、目指す転職業務に関連付けて記載しておく事

履歴書は自分のパンフレットである

という意識をもって、頭を使って上手く表現する事が重要です。
(マイナス要素は必ず、小さくても良いのでプラスの意味を付記する事)

私的には、転職は多くて悪い事は一切ない！と思います(全く問題なし、要は書き方)
働かないのは「0」ですが働く人は、転職が多かろうが「何万、何十万」にもなりますし、無限の可能性が、お互いに生まれます！(自分にも、会社にも、社会にも)