呪いとかって、自分にあまり関係ないと思われている方がほとんどでしょう
呪いって、実はかなり身近なものらしい・・・
これは私の良く知る方の実体験なのですが
年齢は五十代後半で、運行管理者の仕事をしている方なのだが
仮にAさんとしよう
そのAさんは昨年9月に、ある小さな路線バス会社に転職されました
なんでも、そこの責任者としての採用だったということで、書類の整理や
改修など、かなり大変だったらしい
それで次月にやはり新しい事務員の四十台女性が入社してきたのだが
その女性がかなりの曲者だったらしく、言うことは聞かない、仕事は適当
隙があれば無断で煙草を吸いに行く様な人間だったらしく
Aさんはその女性に厳しく接し、なんとか監督下に置いて仕事をこなしていた
のだが、元が問題の事務員なので、Aさんの管理に耐え切れなくなり、早々に
退職して行きました。
その直後あたりから、Aさんの体調はどんどん悪くなり、原因不明の湿疹など
も起こり、睡眠不足と体調不良のダブルパンチで死にそうな日々が続きました
ある日
職場の辞めた事務員の机の引き出しにカップラーメンが残されていたのを発見
なんとそのカップラーメンには、おびただしい気持ちの悪い言葉がびっしりと
マジックで書かれていたそうで、Aさんはそれを見て何とも言えぬ気持ち悪さに
背筋がぞっとしたそうです
そこに書いてあった言葉は全く意味不明で、ところどころに不敵な笑いを連想する
文字列があったらしい
その女性、母親が台湾の人で父親が日本人らしかったのだが、もしかしたら
書かれていた文字は台湾の言葉と日本の言葉がゴチャゴチャだったのかも知れない
とAさんは語っていました
中国文化に詳しかったAさんは、これはもしかしたら一種の呪いの様なものかも知れない・・・と感じたという
(中国にはいまだに残る悪鬼呪術が存在するらしい)
自分で感じたAさんだが、呪いなど半信半疑であったのだが、体の不調はもう限界にきており
藁をもすがる思いで、物は試しと、神社庁に電話して自宅の氏神神社を教えてもらい、香取神宮系であったため、そこと本神宮(有名な千葉県香取市の香取神宮)へ何度もお参りに行き始めたという
ちょうど3巡目を終えたあたりから、急激に体調が回復に向かい始めたらしい
そして毎週お参りを初めて丁度6巡目
ほとんど体調は回復したとの事です
よく呪いは、返されるとかけた本人に帰ってゆくと聞きますが・・・
今頃その女性事務員はどうなっているのでしょうか?
Aさんいわく
なんの確証も無いが、なんかあの元事務員、大変な事になっているような気がする・・・・自分にはなんの能力もないが、そんな気がしてならない・・・
と言っていました
それにしても、氏神様とその本神社へのお参りを繰り返すことで、こういったいわゆるお祓い的な効果があるのは一つの発見かもしれない
必ずしもお祓いの儀式を受けなくとも、純粋なお参りだけでも効果が得られるのは、大きな希望と言えるでしょう