チャイムからドアホン、テレビドアホンに交換する時の注意


チャイムからドアホン、テレビドアホンに交換する時の注意

ちょっと古い配線形態ですと、100Vチャイムと呼ばれる仕様の




白と黒の太い2本だけの配線の場合がございます
(玄関のボタンの部分も、室内のチャイム部分も)

↓こんな線です

通常は黒い線が電圧側、白い線が接地側となっていますが

工事者によっては、逆になっている事もございます(特に問題は無し)

この配線の場合ですと、残念ながら電気工事士以外は

キンコンチャイムからテレビドアホンなどに交換する事は無理です
(厳密にいえば、キンコンチャイムの交換もダメです)

ただし、ワイヤレステレビドアホンなら簡単に交換できます!

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ワイヤレスタイプですので、親機と子機は電波でつなぐので

片側が電池電源となりますが、3ヶ月~半年は持ちます。
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余談でしたが、

この配線は、ブレーカーから直で電源100Vが供給されているので

もし、ここに市販されているテレビドアホンなどをつないだ場合

ブレーカーをONした途端に、玄関子機が「ポン」と逝ってしまう

事になります

簡単に言えば、現代の一般的な家電製品はDC(直流)で動くものが普通で
(ACアダプターが無いものも、本体に内蔵されております)

これは、ほとんどの製品には電子回路が入っているからです
(電子回路は交流で動作致しますから)

※電子回路=トランジスタ、IC、LSIなど

しかし

家庭用電源は、AC(交流)100Vでコンセントに来ておりますので

配線に来ている電源は、コンセントと同じものでございまして

ドアホンなどの配線端子は、微弱電流が流れる通信用の線端子

なので、そこにこの100Vチャイムの配線をつなげば壊れるだけ

という事でございます
(発電所からの送電時に損失が少ないのでAC(交流)で送られて来ます)

ですので、電気工事無しに「有線で」付け替えるなら

この配線の場合

100Vチャイムのみとなります
(これは電子回路など無く、この線直結で動作する作りです)

本来ですと、この交換も、電気工事士でないと駄目です
(厳密には、たとえ所有者でも×)

 

「交換時の注意点」

ブレーカーを切って行う事

チャイムボタン側の配線も、チャイム本体(室内機)側も

白黒どっちをどう差しても問題ありません(チャイムの場合です)

要は豆電球の実験と同じで

どう結線しても、スイッチで線がつながった時に

電球が点灯する、つまり

チャイムが鳴る

というだけの単純な結線という事でございまして100vが通電すれば

OKという事です

ただ、これ位なら電気屋さんに頼んでも、大した工賃は取られません

ので、基本的には、電気工事士さんにお願いしましょう。

また、ワイヤレスドアホンならポン付け可能ですが、定期的に電池

交換が必要になるので、それが面倒という方は、電気工事業者に依頼

してしまうのが良いでしょう。

一度配線工事してしまえば、先々ドアホンを変える時に今度は自分で

ポン付け交換出来ますので、後々を考えればこれが一番おすすめです。
(中と外それぞれドライバーで外して線を差し替えるだけです)
※ブレーカーは落として下さいね




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